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『つむじ風食堂の夜』(吉田篤弘)のあらすじと感想レビュー【2018年 本屋大賞 発掘部門】 | Honkau
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2018年 本屋大賞
つむじ風食堂の夜
つむじ風食堂の夜
吉田篤弘
ちくま文庫
2018年 本屋大賞 発掘部門
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あらすじ・内容
食堂は、十字路の角にぽつんとひとつ灯をともしていた。私がこの町に越してきてからずっとそのようにしてあり、今もそのようにしてある。十字路には、東西南北あちらこちらから風が吹きつのるので、いつでも、つむじ風がひとつ、くるりと廻っていた。くるりと廻って、都会の隅に吹きだまる砂粒を舞い上げ、そいつをまた、鋭くはじき返すようにして食堂の暖簾がはためいていた。暖簾に名はない。舞台は懐かしい町「月舟町」。クラフト・エヴィング商会の物語作家による書き下ろし小説。
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